作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は椰月美智子。価格748円、2019年2月23日配信。2021年に菅野美穂・高畑充希・尾野真千子の主演で映画化された。角川文庫。
どんな作品か
「石橋ユウ」という同じ名前の小学5年生の息子を育てる、3人の母親。フリーライター、シングルマザー、専業主婦と、年齢も暮らしも異なる彼女たちの、忙しくも幸せな日常を並行して描く。だが、ささいなきっかけから、それぞれの生活に少しずつひずみが生まれていく。家庭の光と影に迫る物語。
読みどころ
どこにでもある家庭を舞台に、子育ての喜びと、追い詰められていく親の心理を丁寧にすくい上げる。3つの物語が同時に進むことで、読者は「自分にも起こりうる」現実として引き込まれていく。母であること、家族であることの重さを静かに問いかける。
こんな人に
家族や子育てのリアルを描いた小説を読みたい人、身近な題材の中に緊張感を求める人に。