作品データ
DMMブックスの小説(ホラー・都市伝説)。著者は岩井志麻子。価格297円、2016年5月20日配信。
どんな作品か
日本ホラー小説大賞を受賞し、岩井志麻子の名を広く知らしめた表題作を含む作品です。明治期の岡山を舞台に、岡山弁の語りで紡がれる怪談的な物語が印象的で、土地に根ざした情念と怖さを漂わせます。タイトルは岡山弁で「とても、怖い」という意味です。
読みどころ
方言を生かした独特の語りが、じわじわと迫る恐怖と哀しさを醸し出します。単なる怖さだけでなく、貧しさや女の情念といった人間の暗部を描き込んだ濃密な筆致が魅力です。日本的な情緒に浸れるホラーとして高く評価されています。
こんな人に
和風ホラーや情念のこもった怪談が好きな方、賞に輝いた名作に触れたい方におすすめです。