金田一耕助ファイル 12 悪魔の手毬唄

『金田一耕助ファイル 12 悪魔の手毬唄』は2016-05-20に配信された「金田一耕助ファイル」シリーズの第12巻です。価格は770円。よみどきでは1日間、価格と順位を記録しています。

作り手
横溝正史
シリーズ
金田一耕助ファイル
配信日
2016-05-20
価格
770円(2026年9月10日に観測)
レビュー
102件・評価4.05(DMM.comが集めた評価。2026年9月10日に観測)

価格と順位のうごき

観測した価格の幅
770〜770円
評価スコア
4.055(レビュー数を加味)
観測日数
1日

作品データ

- 区分: DMMブックス 文芸・ラノベ- 著者: 横溝正史- 価格: 770円- 配信日: 2016-05-20

どんな作品か

横溝正史の名探偵・金田一耕助シリーズの中でも、最高傑作の呼び声高い長編ミステリである。舞台は岡山と兵庫の県境にある山深い村、鬼首村。静養に訪れた金田一耕助は、この村で二十年前に起きた未解決事件の話を聞く。やがて村では、古くから伝わる手毬唄の歌詞になぞらえたかのような連続殺人が発生。閉ざされた村の因習、旧家同士の確執、そして過去の因縁が絡み合い、金田一は唄に隠された真相へと迫っていく。

読みどころ

童歌という無邪気なものが殺人の見立てに使われる不気味さ、そのコントラストが本作の白眉である。土着的な風土の中で醸成された人間関係の澱が、事件の背景として濃密に描かれ、謎解きの果てに浮かび上がる動機は深い哀しみを帯びている。本格ミステリとしての精緻さと、情念の物語としての厚みを兼ね備えた逸品だ。

こんな人に

日本の本格ミステリの古典を押さえておきたい人、因習の残る村を舞台にした横溝的世界観を堪能したい人に、まず薦めたい代表作である。

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