作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は白石一文。価格770円、2016年5月20日配信。バブル崩壊後の時代を背景にした長編恋愛小説です。
どんな作品か
大手メーカーに女性総合職の第一期生として入社した主人公・亜紀。その二十代後半から四十歳までの約十年を通して、女性にとっての恋愛、結婚、出産、家族、そして死とは何かを問いかけます。一通の手紙をきっかけに動き出す、運命に翻弄される人々の物語です。
読みどころ
人生の岐路に立つたびに揺れ動く亜紀の心と、彼女と関わる男たちの数奇な軌跡が丁寧に描かれます。仕事も恋も思いどおりにならない現実のなかで、「運命」という言葉の重みが次第に迫ってきます。白石一文らしい、人生と幸福を深く見つめる長編です。
こんな人に
一人の女性の生き方をじっくり追う物語、大人の恋愛小説を読みたい方におすすめです。