作品データ
区分: 一般ノベル / 著者: 大槻ケンヂ / 価格: 682円 / 配信日: 2016-05-20
どんな作品か
バンド筋肉少女帯のフロントマンとしても知られる大槻ケンヂによる日本文学作品である。サブカルチャー的な感性や、生きづらさを抱えた若者像を描くことに定評のある著者らしい作風が期待される。音楽活動で培った独特の視点が、文章の端々ににじみ出ていると見られる一冊である。タイトルからも連想される、少しいびつで愛おしい人物像が物語の中心に据えられていると見られる。
読みどころ
独特のユーモアと毒気を併せ持つ文体、既存の価値観からはみ出した人物造形が著者作品の持ち味であり、本作でもその個性が発揮されていると見られる。軽妙でありながらどこか切実な語り口にも注目したい。音楽的なリズム感を感じさせる文章の運びにも、著者ならではの持ち味が表れている。
こんな人に
サブカルチャー的な感性を持つ小説を読みたい読者、大槻ケンヂの音楽活動を知っている読者に向く。既存の枠に収まらない作風を求める読者にも合う。文学と音楽の両方に関心がある読者にも向く。