作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は恩田陸。価格671円、2016年5月20日配信。多数の登場人物が交錯する群像喜劇です。
どんな作品か
東京駅を舞台に、まったく無関係だったはずの人々の思惑や小さな事件が、次々と連鎖していく物語です。契約書を運ぶ会社員、オーディションを控えた子ども、爆弾騒ぎ、逃げ出した動物——それぞれの出来事がドミノ倒しのように影響し合い、やがて大きな騒動へと発展していきます。
読みどころ
ばらばらの登場人物とエピソードが、テンポよく絡み合っていく構成の妙が最大の見どころです。伏線が思わぬ形でつながっていくスピード感と、恩田陸の軽妙な語り口で、最後まで一気に読ませます。誰がどこでどうつながるのか、その仕掛けを楽しむ一冊です。
こんな人に
群像劇や巻き込まれ型のコメディが好きな方、勢いよく読める娯楽小説を求める方におすすめです。