作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は森見登美彦。価格572円、2016年5月20日配信。シリーズ「新釈 走れメロス 他四篇」の一冊。
どんな作品か
近代日本文学の名作を、京都を舞台に大胆に語り直した森見登美彦の連作短編集です。表題作「走れメロス」をはじめ、よく知られた古典が現代の京都の学生たちの物語として生まれ変わります。原典への遊び心にあふれた翻案が楽しめる一冊です。
読みどころ
元となった作品を知っているほど、その換骨奪胎ぶりに思わずにやりとさせられます。腐れ大学生たちが繰り広げる珍騒動と、京都の風景を絡めた語り口が森見作品らしい味わいです。ユーモアの底に流れる友情や意地の描写も見どころです。
こんな人に
森見登美彦の京都ものが好きな方、名作のパロディやユーモア小説を楽しみたい方におすすめです。