六百六十円の事情

『六百六十円の事情』は2016-05-20に配信された「六百六十円の事情」シリーズの第1巻です。価格は671円。

作り手
入間人間
シリーズ
六百六十円の事情
配信日
2016-05-20
価格
671円(2026年9月12日に観測)
レビュー
110件・評価3.85(DMM.comが集めた評価。2026年9月12日に観測)

作品データ

DMMブックスの小説(日本文学)。著者は入間人間。671円・2016年5月20日配信。2010年にメディアワークス文庫から刊行された連作です。

どんな作品か

古びた掲示板に書き込まれた「カツ丼作れますか」という一言をきっかけに、それぞれの事情を抱えた人たちが細い糸でつながっていく物語です。題名の六百六十円は、ある店のカツ丼の値段。人生をうまくやれている人も、そうでない人も、五人分の「事情」が順に語られていきます。

読みどころ

一話ごとに語り手が替わり、前の話で脇にいた人物が次の話の主役になる連作の妙が効いています。軽妙な語り口の裏に、ままならない生活や小さな後悔がさりげなく置かれ、読み進めるほど全体像の見え方が変わってきます。日常の断片が最後に結ばれていく構成が読みどころです。

こんな人に

連作短編や群像劇が好きな人、軽く読めて後に残る青春小説を探している人に。

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