作品データ
- 区分: 一般実用(書籍)- 著者: 佐藤尚之- 価格: 817円- 配信日: 2016-05-20
どんな作品か
「さとなお」の名で知られるコミュニケーション・ディレクター佐藤尚之が、ソーシャルメディア時代の企業と生活者の関係を論じた一冊である。一方的に情報を受け取るだけだった生活者が、共感した情報を自ら広める「関与する生活者」へ変わった――この変化を踏まえ、共感(Sympathize)から始まる「SIPS」という行動モデルを提示したことで知られる。
読みどころ
広告論でありながら、根底にあるのは「伝えるとは何か」という普遍的な問いである。声高に叫ぶ宣伝ではなく、生活者に愛され、共感を通じて情報が伝播していく関係をどう築くか。広告業界の第一線で活躍してきた著者の実感に裏打ちされた語り口は具体的で、ソーシャルメディア黎明期の熱を伝える記録としても読める。
こんな人に
広報やマーケティングに携わる人はもちろん、SNSでの発信に手応えを感じられずにいる人にも向く。共感を軸にした伝え方の原点を確認できる一冊である。