あちらにいる鬼

『あちらにいる鬼』は2021-11-05に配信された「あちらにいる鬼」シリーズの第1巻です。価格は825円。

作り手
井上荒野
シリーズ
あちらにいる鬼
配信日
2021-11-05
価格
825円(2026年9月11日に観測)
レビュー
86件・評価3.78(DMM.comが集めた評価。2026年9月11日に観測)

作品データ

区分: 一般ノベル / 著者: 井上荒野 / 価格: 825円 / 配信日: 2021-11-05

どんな作品か

作家である父と、その妻、そしてもう一人の女性作家との間にあった関係を題材にした小説である。著者自身の実の父をモデルにしたとされる人物を軸に、それぞれの視点から一つの出来事が描き分けられていく構成になっている。実在の人物関係を踏まえながらも、フィクションとして再構成されている点が特徴である。娘という立場にある著者だからこそ描けた視点が、物語全体に独特の重みを与えている。

読みどころ

一つの関係を複数の視点から描き分けることで、それぞれの立場からの心情の違いが浮かび上がってくる点が読みどころである。実話に着想を得ているからこそ生まれる生々しさも作品の重みになっている。愛や執着といった感情を、誰か一人を悪者にすることなく描いている点も見どころである。

こんな人に

複雑な人間関係を多角的に描いた文芸作品を読みたい人に向いている。実在の人物関係に着想を得た重厚な小説を読みたい人にも合う。

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