しろいろの街の、その骨の体温の

『しろいろの街の、その骨の体温の』は2016-12-03に配信された「しろいろの街の、その骨の体温の」シリーズの第1巻です。価格は1,980円。

作り手
村田沙耶香
シリーズ
しろいろの街の、その骨の体温の
配信日
2016-12-03
価格
1,980円(2026年9月12日に観測)
レビュー
142件・評価3.87(DMM.comが集めた評価。2026年9月12日に観測)

作品データ

DMMブックスで配信されている小説(日本文学)。著者は村田沙耶香。価格1,980円、2016年12月3日配信。

どんな作品か

造成されたニュータウンを舞台に、小学生から中学生へと成長していく少女の心と体の揺らぎを描いた長編小説。教室という閉じた世界のなかで、友人関係や自分の身体の変化に戸惑いながら、少しずつ大人へと近づいていく主人公の内面を繊細にすくい上げる。『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した著者が、第26回三島由紀夫賞を受けた作品。

読みどころ

思春期特有の息苦しさや、集団のなかで生まれる序列や同調圧力を、独特の透明感のある文体で描き切る筆致が圧巻。誰もが通り過ぎたはずの「あの頃」の感覚を、生々しくもみずみずしく甦らせてくれる。白い街並みと、その下でうごめく身体の感覚との対比が印象的で、村田文学の原点を感じさせる一作。

こんな人に

思春期の心の機微を描いた文学作品や、村田沙耶香の世界観に触れたい読者におすすめ。

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