作品データ
DMMブックスの実用書(IT・コンピューター)。著者は伊藤公一朗。1,100円・2017年4月21日配信。
どんな作品か
データから因果関係を取り出すための考え方を、専門知識のない読者に向けて解説した一冊です。相関と因果の違いを出発点に、ランダム化比較試験や自然実験といった手法が、どのような発想で因果を切り分けているのかを説明します。数式ではなく、図と具体例が中心の構成です。
読みどころ
政策や広告の効果測定など、身近な題材で「本当に効いたのか」を問う場面が繰り返し登場します。手法ごとに使える条件と限界が示されるため、分析結果を鵜呑みにしない読み方が身につきます。入門書として全体の見通しがよくまとまっています。
こんな人に
データを扱う仕事を始めた人、統計の考え方を数式なしで押さえたい人に。