神の子

『神の子』は2017-01-27に配信された「神の子」シリーズの第2巻です。価格は968円。

作り手
薬丸岳
シリーズ
神の子
配信日
2017-01-27
価格
968円(2026年9月10日に観測)
レビュー
97件・評価4.09(DMM.comが集めた評価。2026年9月10日に観測)

作品データ

区分: 一般ノベル / 著者: 薬丸岳 / 価格: 968円 / 配信日: 2017-01-27

どんな作品か

社会派ミステリーを数多く手がける薬丸岳による長編小説の後編にあたる一冊である。犯罪や贖罪といったテーマを一貫して扱ってきた著者らしく、本作でも加害と被害の狭間に置かれた人物たちの姿が描かれ、それぞれの立場から見える事件の異なる側面が浮かび上がっていく。前編で提示された対立や謎が、後編にあたる本作でどのように帰結していくかが物語の軸となる。

読みどころ

単純な勧善懲悪では終わらせず、罪を犯した側にも背負う事情があることを丁寧に描き込む著者の姿勢が本作にも貫かれている。前編で提示された事件や関係性の伏線がどのように回収されていくかも注目点であり、社会の構造そのものに目を向けさせる筆致も特徴といえる。読者に安易な答えを与えない誠実な語り口も薬丸作品らしい持ち味である。

こんな人に

犯罪の是非を単純化せず、人間の複雑さに向き合う社会派ミステリーを読みたい人におすすめできる。前編から続けて読みたい読者にも合う一冊である。

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