作品データ
DMMブックスの小説(ミステリー・サスペンス)。著者は連城三紀彦。価格682円、2016年6月25日配信。抒情的な作風で知られる著者の代表的な短編集で、表題作は日本推理作家協会賞を受賞している。
どんな作品か
近代の日本を舞台に、心中や男女の情念をモチーフにした珠玉のミステリ短編を収める。花や季節にちなむ物語が、美しくも哀切な筆致で綴られていく。謎解きの妙と、文学的な情緒が高い次元で融合した一冊。
読みどころ
事件の背後にひそむ人の心の綾を、詩情ゆたかに描き出す連城三紀彦の真骨頂。トリックの意外性と、切ない余韻が同居する独特の読み味が魅力。ミステリでありながら、純文学のような情緒を残す短編集。
こんな人に
情緒あふれる本格ミステリや、近代日本の情調をまとった物語が好きな読者に。