作品データ
DMMブックスの小説(一般ノベル・日本文学)。著者は原田ひ香。価格814円・2022年8月9日配信。テレビドラマ化もされた話題作です。
どんな作品か
身寄りのない76歳の女性・一橋桐子が、独居の孤独や老後の不安を前に、「いっそ刑務所に入れば衣食住に困らないのでは」と考え、あえて罪を犯そうと画策する——という発想から始まる物語です。高齢者が直面する現実を、ユーモアを交えて描いていきます。
読みどころ
重くなりがちな老後や孤独のテーマを、桐子のとぼけた行動力と人との出会いを通じて軽やかに描くバランスが魅力です。犯罪を計画するはずが思うようにいかない展開に笑いつつ、社会の課題も自然と考えさせられます。
こんな人に
年齢を重ねることや老後を前向きに考えたい人、くすっと笑える人情味のある物語を読みたい人におすすめです。