作品データ
DMMブックスの小説(ミステリー・サスペンス)。著者は湊かなえ。価格680円、2020年6月8日配信。映像化もされたイヤミス系ミステリーです。
どんな作品か
田舎町で起きた少女殺害事件。現場に居合わせながら犯人の顔を思い出せない四人の少女たちは、被害者の母親から「罪を償って」という言葉を突きつけられます。それぞれが事件を引きずったまま大人になり、抱え込んだ後ろめたさが彼女たちの人生を静かに歪めていきます。
読みどころ
四人の視点が連なる構成で、一つの事件がそれぞれの内面をどう蝕んでいったかが多層的に描かれます。湊かなえならではの、後味に重さを残す心理描写が全編を貫きます。少女たちの証言が重なるにつれ、事件の輪郭が別の顔を見せていく展開に引き込まれます。
こんな人に
イヤミスや心理サスペンスが好きな方、人の罪悪感を掘り下げる物語を読みたい方におすすめです。