作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は新海誠。価格748円・2016年5月20日配信。同名アニメーション映画を原作者自らが小説化した作品です。
どんな作品か
雨の日の午前、庭園の東屋で偶然出会った、靴職人を志す高校生と、ひとりの年上の女性。ふたりは名前も知らないまま、雨の朝にだけそこで顔を合わせるようになります。監督・新海誠自身の手による小説版で、映画では描ききれなかった登場人物たちの背景や心情がより深く綴られています。
読みどころ
雨と緑にあふれる庭園の情景描写が美しく、静かな時間の流れのなかで交わされる心の機微が丁寧に描かれます。映画とはまた違った角度から人物の内面に踏み込んでおり、映像作品のファンにも読み応えのある一冊です。孤独と成長を重ねた物語が心に残ります。
こんな人に
新海誠作品のファンや、繊細な心情を描いた青春小説が好きな方におすすめです。