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作品データ・買い時
価格は1,870円。レビュー5件・評価4.2。FANZAブックスコミックランキングでは約11万作品中212位に位置する。タグは単行本、学園もの。2026年6月に太田出版から刊行された単行本で、書店流通分とFANZA限定特典付きの電子版が存在する。
どんな作品か
山本直樹が『田舎』以来、約6年ぶりに上梓した完全新作の単行本。表題作「五時」は、書物好きの少女が浩瀚な蔵書に惹かれて上がり込んだ家で、スキンヘッドの成年男性にじわじわと時間をかけて開発されていく過程を描く。交わりの場となる書斎は幽玄な、現実離れした空間として演出され、少女はヘンリー・ダーガーや四谷シモンといった芸術作品として認められた画集・写真集を見せられながら、知性と性力の両方を開発されていく。物語は第1話から第5話まで、日数を追うごとに進行し、少女が「おうちに帰ることにした」と決意するまでが収録される。併録の「七時」はMANGA EROTICS F vol.65掲載の短編で、なかなか食事をする場所に辿り着けないブニュエル的な状況を描いた作品。あとがきに加え、FANZA限定特典として『五時』の下描き集も収録されている。
この作者・サークルについて
山本直樹は、2020年刊行の『田舎』以来の新作単行本となる本作で、6年ぶりの作品集を世に送り出した。2026年1月には新装版『BLUE 山本直樹 ヴィンテージ・コレクション』が刊行されるなど、近年も精力的に活動を続けている。単行本『五時』の発売を記念して、大阪のベアトラップギャラリーでは18歳未満入場禁止の成人向け原画展が開催され、『BLUE』の生原画を中心に最新作の名場面が展示された。
