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作品データ・買い時
価格1,100円。レビュー23件、評価4.43。FANZAブックス コミックランキング3,812位(約11万作品中)。タグは単行本、女子大生、痴女、乱交、めがね、ファンタジー。
どんな作品か
大上明久利の初期短編集。軍人と魔女が織りなす『Hexenhammer』、少女ガンマンの旅路を描く『LittleMafia』、ウェイトレスの不満が爆発する『Tallboy』、花を頭に咲かせた看護師の4コマ『MEDIC!!』、セールスウーマンの悲哀を綴る『スーパードライ』、九龍城を訪れるジャーナリストを描く『都々逸』など、多彩なジャンルの小品を収録する。ファンタジーから西部劇、ギャグまで、作者の振れ幅の広さが一冊で窺える構成だ。
読みどころ
『LittleMafia』のテレサは、父の形見の服を盗まれ、質屋とのやり取りを経て、早撃ちの腕前で生計を立てる少女。置き引き犯を一発の銃声で吹き飛ばす場面は、その後の相棒関係へと繋がる痛快な転換点となっている。『Hexenhammer』では、クーデター軍に襲撃された魔女ウルスラが、自動車を吊るした魔法のホウキで脱出する姿が印象的だ。ローレンスの死を知った後の静かな別れの描写も、余韻を残す。
『Tallboy』のキャロルは、背の高いハンバーガーをナイフで串刺しにする「トールボーイスペシャル」を開発し、呼び名への不満を発散させる。短編ゆえに各話のテンポは軽快で、作者の初期ならではの実験的な作風を楽しめる。ギャグ寄りの作品が多い一方で、戦争や貧困といった重いテーマを背景に据えた話も含まれており、読み応えは一様ではない。
この作者・サークルについて
大上明久利は、一般誌でも活動する漫画家。本作はその初期作品をまとめた短編集であり、後の作風へと繋がる要素を各所に見出すことができる。
