作品データ・買い時
価格は1,461円。レビュー13件、評価点は4.23。FANZAブックス・コミックランキングでは5,000作品中4,205位に位置する。タグは「単行本」「ミニ系・小柄」。
どんな作品か
山本直樹による自選短編集の第2部。著者自身が十余年の作品群から「最も重要と思われる」短篇をセレクトした一冊である。表題作は「フラグメンツ」第1巻収録作で、主人公ヨシダの不死身ぶりがシュールな笑いと切なさを同時に生む。少年少女たちの日常の焦燥や諦念をエロを中心に描きつつ、そこへ非日常的・現実的な現象——登場人物が何の前触れもなくコマから消える、それまでのセックスの相手が次のコマでは別の人間に変わっている——を混ぜ込む手法が特徴的だ。単行本収録のカラーページも含む。
読みどころ
この作者・サークルについて
山本直樹は、青年漫画誌を中心に活動する漫画家。本作はイースト・プレス〈CUE COMICS〉より2009年に刊行された。『明日また電話するよ』に続く自選集であり、書き下ろしの解題では創作の秘密や自身のルーツが初めて明かされるという構成である。
