作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は柳広司。726円、2025年8月20日配信。
どんな作品か
終戦後の巣鴨プリズン(戦犯収容施設)を舞台にしたミステリーです。ある人物の消息を求めてプリズンを訪れた元軍人のフェアフィールドは、記憶を失った日本人囚人・貴島の記憶を取り戻すという奇妙な任務を引き受けることになります。その最中、施設内で不可解な死が起こり、二人は事件の謎へと巻き込まれていきます。
読みどころ
戦後という特異な状況を背景に、記憶と真実をめぐる謎が緻密に組み立てられた構成が読みどころ。閉ざされた収容施設という舞台設定が、緊張感のある物語を生み出します。歴史の重みとミステリーの仕掛けを併せ持つ、柳広司らしい一作です。
こんな人に
歴史を背景にした本格ミステリー、戦後を舞台にした重厚な物語が好きな人に。