八月の母

『八月の母』は2025-06-17に配信された「八月の母」シリーズの第1巻です。価格は1,078円。

作り手
早見和真
シリーズ
八月の母
配信日
2025-06-17
価格
1,078円(2026年9月11日に観測)
レビュー
115件・評価4.04(DMM.comが集めた評価。2026年9月11日に観測)

作品データ

DMMブックスの小説(日本文学)。著者は早見和真。1,078円・2025年6月17日配信。実際に起きた事件に着想を得て書かれた長編で、『イノセント・デイズ』などで知られる著者の代表作のひとつです。

どんな作品か

愛媛県伊予市の海辺の町を舞台に、越智エリカという女性の半生を追う物語です。この町をいつか出ていきたいと願うエリカの前には、そのたびにスナックを営む母・美智子が立ちはだかります。やがて自身も娘を持つ立場となったエリカを軸に、母と娘の関係が幾重にも重なりながら年月を重ねていきます。

読みどころ

執着や嫉妬、行き場のない焦りといった感情を、登場人物それぞれの事情に踏み込みながら書き分けている点が特徴です。地方の閉じた人間関係や貧しさが世代を越えて受け継がれていく様子を、逃げ道を用意せずに積み上げていきます。読み進めるほど重さは増しますが、目を逸らさずに書き切ろうとする姿勢が伝わってきます。

こんな人に

重量感のある社会派の長編を読みたい人、母と娘の関係を掘り下げた物語に関心のある人に。

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