民王

『民王』は2024-05-24に配信された「民王」シリーズの第2巻です。価格は880円。

作り手
池井戸潤
シリーズ
民王
配信日
2024-05-24
価格
880円(2026年9月10日に観測)
レビュー
103件・評価3.74(DMM.comが集めた評価。2026年9月10日に観測)

作品データ

- 区分: 一般ノベル- 著者: 池井戸潤- 価格: 880円- 配信日: 2024-05-24

どんな作品か

企業小説で知られる池井戸潤が政治の世界を舞台に描くエンターテインメント「民王」シリーズの一冊である。シリーズの発端は、総理大臣・武藤泰山と、出来の悪い大学生の息子・翔の人格がある日突然入れ替わってしまうという奇想天外な事態だ。漢字も読めない「総理」が国会答弁に立ち、息子の身体に入った泰山が就職活動に挑む。荒唐無稽な設定を通して、政治の欺瞞や世襲、官僚機構の実態を風刺的に切り取っていく。

読みどころ

池井戸作品らしい勧善懲悪の爽快さと、声を出して笑えるコメディ要素が同居しているのがこのシリーズの持ち味である。銀行や企業ものの重厚さとはひと味違う、肩の力を抜いて読める池井戸潤に出会える。テレビドラマ化もされた人気シリーズであり、政治というとっつきにくい題材を身近な親子の物語に引き寄せる手腕が光る。

こんな人に

笑えて最後は胸のすくエンターテインメントを求める人、池井戸作品の別の顔を見てみたい読者、政治風刺をコメディとして楽しみたい人に向いている。

よみどきでこの作品を見る