作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は上橋菜穂子。価格880円、2020年6月12日配信。
どんな作品か
『精霊の守り人』シリーズで知られる上橋菜穂子による長編ファンタジー。かつて故郷を守るために戦った男・ヴァンは、奴隷として鉱山で働く日々を送っていた。ある夜、謎の病を運ぶ生き物の群れが襲来し、生き延びた彼は一人の幼子とともに逃亡する。一方、その病の正体を追う天才的な医術者ホッサルの視点も交差していく。
読みどころ
2015年本屋大賞、日本医療小説大賞を受賞した代表作。謎の病をめぐる医療ミステリーの緊張感と、国家や民族の対立を背景にした重厚な物語世界が組み合わさる。生きること、命をつなぐこととは何かを問う、読み応えのある大河ファンタジーだ。アニメ映画化もされた。
こんな人に
骨太なファンタジーや、病と人間を正面から描く物語をじっくり読みたい人におすすめ。