作品データ
DMMブックスの小説(ミステリー・サスペンス)。著者は柚月裕子。価格836円、2019-09-21配信。
どんな作品か
『孤狼の血』などで知られる柚月裕子のデビュー作で、『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した長編です。新人臨床心理士の佐久間美帆が主人公。担当していた青年が不審な死を遂げたことをきっかけに、美帆はその死の真相を追い始めます。人の心の奥深くに分け入りながら、隠された事実へと迫っていくミステリーです。
読みどころ
臨床心理士という専門職の視点から、人間の心の闇に迫っていく設定が読みどころです。若く未熟な主人公が事件と向き合う中で成長していく姿も描かれます。のちに社会派作品で高い評価を得る柚月裕子の、原点とも言える力強い筆致を味わえます。
こんな人に
心理サスペンスが好きな人、柚月裕子の初期作品に触れてみたい人におすすめです。